2011年12月26日月曜日

「私のボランティア元年を振り返る会」レポート

2011年12月18日に開催した
「私のボランティア元年を振り返る会」の様子をレポートします。

この会は、被災地でのボランティア活動で芽生えた気持ちを
分かち合うことを目的とし、現在の被災地支援活動の情報共有と、
今回の経験を今後どのように生かせるかを話し合いました。

はじめに、今日は何かを決める場ではないことを確認し、
「積極的に参加しよう」「楽しもう」「他の人の意見を聞こう」「否定しない」
「話したことはこの場限り」というルールで会を進行しました。
なぞかけのアイスブレイクや、お茶とお菓子で、
それぞれが心に抱えている気持ちを素直に吐き出せるよう
なごやかな雰囲気づくりにつとめました。

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まずはワークシートを使って、改めて3月11日を振り返るところから始め、続いて「災害ボランティア活動に参加しての気づき」というテーマで話し合いました。上がってきた意見を紹介します。


災害ボランティア活動に参加して・・・
●発見したこと・驚いたこと

・被害の範囲が広すぎる
・一歩離れれば日常がある
・泥が三層になっていた
・におい
・被災された方たちとの会話で、共通の話題は喜んでくれる
・全国各地から大勢のボランティアが駆け付けていた
・同じ志を持つ仲間と何かをやり遂げることの素晴らしさ
・自分でも何かの役に立てる

●疑問に思ったこと・難しいと思ったこと
・ボランティアは自己完結っていうけど、実際は難しい
・ボランティアはどこまでやったらいいかという区切りがない
・お礼としてお金や品物を出された時、受け取るべきか
・笑顔でいることは、被災者の目にどう映るのか ※
・ニーズ表からは読み取れない被災者の気持ち、
 依頼者が本当に望むものは何か
・一方的な支援になっていないか
・写真は撮るべき?撮らないべき?
・集団で行動する難しさ
・個人で活動する時の資金

TVAC所長の山崎より、悲しい場所だからといって悲しい顔をしないで、
笑顔でいるということは、私はここにいますよというメッセージ。
笑顔は人をつなぐツールなので、ぜひボランティアのみなさんも
笑顔でいてほしいというコメントがありました。

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休憩をはさみ、現在のみなさんの活動について、情報共有の時間を設けました。
ここでは都民ボランティアOB団体ToVRの紹介、被災地応援グッツ販売、
南三陸わかめ漁業支援の紹介、東京でできる活動として
写真洗浄プロジェクトが紹介されました。
また、周りでボランティアに行くのは敷居が高いと感じている人には、
観光を進めてみてはと、東北の観光名所紹介がありました。


後半は「今回の経験を今後どのように生かせるか?」というテーマで、グループワークを行いました。継続支援はもとより、被災地で学んだことを無駄にせず、東京での震災に備えよう、ボランティア同士のつながりを生かそうという意見が、話し合いの大きなテーマになっていたようでした。


●東京での震災に備えて
・素早い対応を取れるようボランティアの受け入れ体制を整えておく
・東京で震災が起こった時、ボランティアリーダーとして中心になって動けるよう
 日頃から地域の防災訓練に参加して、地域の人に顔を覚えてもらうことが大切
・被災者から得た防災情報を役立てていく

●ボランティアに参加したということの価値
・志を同じにする仲間とのつながりを大切に、
 情報交換できるメンバーとして活動を継続していこう
・このような仲間との分かち合いの機会を力にし、
 ”ボランティア活動”を私たちの引き出しにしていこう

東京で開催する会で「地域」というキーワードは
ピンと来にくいかと思っていましたが、
地域を意識した話し合いも活発になされて、
災害ボランティアから学んだことが、日々の暮らしへ
具体的に生かされ始めていることに気づかされました。

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今年は自分にとってボランティア元年だったという人はいますか?
という質問に、参加した半数近くの方が手を挙げました。
反対に、豊富なボランティア経験がある参加者も
多く参加した会となりました。

閉会後に回収したアンケートでは、
「一年の終わりにみんなと気持ちを分かち合えたのは良かった」
「まわりに気持ちを共有できる人がいなかったので、
このような機会が欲しいとずっと思っていた」
「多くの経験者の話が聞けて、参考になった」
「もっと突っ込んだ話がしたかった」といった回答が上がってきました。

今後も、被災地支援へ行動を起こした人たちのつながりを大切に、
みなさんと情報共有しながら、
東京にあるボランティアセンターとしての取り組みを
継続していきたいと思っています。

2011年12月8日木曜日

【東京で支援】フォとボラ 写真洗浄・復元ボランティア募集中(※募集を締め切りました)

みなさんこんにちは。

今回は東京で支援を行うフォとボラ取り組みをご紹介します。

フォとボラとは、3.11東日本大震災で津波被害に合った写真の洗浄・復元を行う
ボランティアプロジェクトで、都民ボランティアの参加者の方を中心に都内で活動を
行っています。
現在は宮城県気仙沼市の大島で津波の被害にあった個人宅からの依頼で写真の
洗浄作業を行なっています。

詳しい活動内容はこちら


そんなフォとボラでは、今週末、一緒に活動を行ってくれるボランティアさんを募集中
だそうです。

※募集を締め切りました。
 次回の募集は未定です。フォとボラのブログでご確認ください。

東京で何か支援をしたい!、とお考えの方、是非ブログをご覧ください。

なお、お問い合わせはフォとボラへ直接お問い合わせください。


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フォとボラ 写真洗浄ボランティア募集


日時:2011年
    12月10日(土) 9:00~18:00
    12月11日(日) 9:00~18:00

活動場所: 平山台健康・市民支援センター

        東京都日野市平山2-1-1


持ち物:
  • 上履きをご持参ください。
  • エプロン(必要な方。汚れてもいい服装でお越し下さい。)
  • 飲み物(近くに飲料の自動販売機もございます。)
  • 古新聞紙(あれば、ご持参ください。)
  • マスク(あれば、ご持参ください。)
  • ハンドクリーム等(水を使用しますので、手荒れ等が気になる方はご持参ください。)
  • 付近に食堂施設がありませんので、午前・午後でお申し込みの方は、必要に応じて昼食をご持参ください。
(少し離れた場所ですがコンビニはございます。)


応募方法:

下記URLより応募フォームにご記入ください。
http://www.photovolu.org/want-volunteer-10-and-11-december/

問い合わせ先:

フォとボラ
http://www.photovolu.org/
photovolu@gmail.com

2011年11月28日月曜日

「私のボランティア元年を振り返る会」のお知らせ

皆様、こんにちは。今年も早いもので、もう残り1か月ですね。先週、都民ボランティアのMLでもお知らせ致しましたが、12月18日に「私のボランティア元年を振り返る会」を開催致します。

既にお申込み頂いている方より、「未来への種まきをありがとう」というメールを頂き、とても感動してしまいました。年末の振り返りに相応しい良い会にしよう!という意欲がさらに高まりました。9月の報告会の時もそうだったんですが、「この日は東北へ行く予定なので参加を見送ります」というメールも頂きました。細く長い支援を続けられている方がいることを、本当にうれしく思っています。ボランティアについてなかなか周りに理解してもらえないというご意見も届きました。ぜひディスカッションで皆さんと気持ちを分かち合ってほしいと思います。

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「私のボランティア元年を振り返る会」

日時:12月18日(日)14時~17時

場所:東京ボランティア・市民活動センター 12階C会議室

対象:災害ボランティア活動参加者

参加費:無料

プログラム(予定)
・グループワーク
3月11日地震が起こった時、何を感じましたか?
ボランティア活動に参加し、今どう感じていますか?
これから世の中はどんな風に変わっていくと思いますか?

・ボランティアなぞかけ
全国ボラフェスで集められた至極のなぞかけ作品を紹介します。
ボランティアって何?がこれで解決!?

参加者の皆さんの交流の輪を広がる会になればと思っています。メールにて(tominv@tvac.or.jp)までお名前・ご住所・連絡先のお電話番号をご連絡ください。TVACで皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています!

2011年11月11日金曜日

都民ボランティア報告書PDF版をアップしました。

都民ボランティア事業の概要、1期から17期までの支援活動と、今後に向けての災害ボランティア活動の手引きまでまとめた報告書「くらしの復興へ つなぐ架け橋」ができました。
明日から東京で開催されるボランティアフェスティバルで一部配布予定です。
PDF版をHP上にアップしましたので、よろしかったら下記よりご覧ください。データは8Mbほどです。

http://tvac.or.jp/tominv/tebiki.html#a1


 「はじめに」より


2011年3月11日に発生した東日本大震災により、多くの地域でたくさんの方々の‘いのち’や‘くらし’が失われました。心よりお見舞い申し上げます。

  東京ボランティア・市民活動センター(運営:社会福祉法人 東京都社会福祉協議会)は、東京都と連携し、被害の大きかった地域、被災者された方々を支援するため、できるだけ被災地に負担をかけない自立型ボランティアのプログラムを企画し、4月5日から7月15日までの3か月半にわたり、「都民ボランティア事業」を実施してきました。

  本事業に参加したボランティアは、現地に一週間滞在し、主に宮城県石巻市、東松島市、気仙沼市、岩手県陸前高田市、一関市にて活動を行いました。3か月半(17期)という長期にわたるボランティアを受け入れてくださった現地の方々のご協力もあり、延べ1,535人の都民が活動を行うことができました。家にたまったヘドロのかき出し、瓦礫の撤去、避難所での炊き出し、足湯…、そして、そうした活動を通じて生まれた被災者一人ひとりとボランティアとのつながり。こうした関わりが被災者の方々が復興の一歩を踏み出すためのきっかけに少なからずつながったと確信しています。なお、ボランティア派遣終了後も、現地にてボランティア活動の調整を行うスタッフの派遣を引き続き実施しています。

  また、都民ボランティア事業を開始した直後から、関係機関の方々からの同事業に対する問合せを多くいただきました。震災後一早く支援活動に入った本事業を参考として、被災地へのボランティア派遣を実施した団体もありました。さらに、都民ボランティアへの参加をきっかけに、被災地支援を行う新たなグループも生まれ、継続的な被災地支援へとつながっています。都民ボランティア事業を行ったことにより、派生的に幅広い被災者支援へとつながっていく結果となりました。

  そうした意味でも、本報告書は、東日本大震災における都民ボランティア事業の活動記録としてだけでなく、今後の他の被災地におけるボランティア活動の手引きとしても活用できると考えています。

  今回、報告書を編集する中で、改めて、災害ボランティア活動が単なる活動内容や人数、日数などで評価できるものではなく、人と人とのふれあいの中で、確かにつながりを紡ぎながら、被災者にとってもボランティアにとっても、新しい人生の一歩を見い出す機会を与えうるものだと感じています。そうした具体的な、一人ひとりの物語を含め、本書が今後に向けた「つながり」をこれからも作り続けていく一助になれば幸いです。

2011年11月9日水曜日

気仙沼大島の和太鼓の会 崎浜「美和太鼓」が日野市にやってきます!気仙沼大島の特産品も同時販売します!(日野市社会福祉協議会)

日野市社会福祉協議会が協力する気仙沼・大島支援プロジェクトの企画で実現しました。
気仙沼・大島支援プロジェクトは、気仙沼市大島出張所からの要請を受け、NPO法人水と緑の環境ネットワークの会が中心となって組織した任意団体です。
現地には4月28日から入り、ボランティア活動を行なってきました。これまでに、日野市社会福祉協議会、株式会社JTB法人東京との共同連携事業も含めて延べ800名超のボランティア派遣を行っています。
今回の気仙沼大島の崎浜「美和太鼓」の出演は、日野市を中心に活動をしている日野囃子愛好会のみなさんが7月に気仙沼大島でミニ夏祭りを開催したことがきっかけとなり、気仙沼大島と日野市、お互いの地域振興と文化交流を目的に行われます。

日時

平成23年11月12日(土)11:15~12:00

場所

日野市産業まつり会場ステージ(日野市神明2丁目13番地2 日野中央公園)
交通機関
JR中央線日野駅から徒歩15分。JR中央線日野駅(5番のりばから京王バス「日03」系統 実践女子短大経由高幡不動駅行きに乗り、実践女子短大バス停で下車(運賃は170円)です)、京王線、多摩モノレール高幡不動駅(2番のりば(ドトールコーヒーの前)から京王バス「日03」系統 実践女子短大経由日野駅行きに乗り、実践女子短大バス停で下車(運賃は190円)です)からはバスもあります。(日野市役所もしくは実践女子短大下車)

内容

第45回日野市産業まつり会場ステージにおいて気仙沼大島の和太鼓の会 崎浜「美和太鼓」(さきはま「びわだいこ」)のみなさんに出演していただくことになりました。
崎浜「美和太鼓」は、小学生から大人まで幅広い年齢層の方達で構成されており、今回のステージに気仙沼大島から子供達がやってきます。
震災以来、久しぶりの本番とのことで、練習にもかなり熱が入っているとのことです。

今回の出演は、日野市を中心に活動をしている日野囃子愛好会のみなさんが7月に気仙沼大島でミニ夏祭りを開催したことがきっかけとなり、気仙沼大島と日野市、お互いの地域振興と文化交流を目的に行われます。
ぜひ、当日会場でご覧ください。

演目:海潮音(うしおね)、登り虎、うんずら、安波ばやし、通りばやし、剣ばやし など

※11/12(土)、13(日)の両日ステージ近くのテントで気仙沼大島の特産品を販売しております。気仙沼大島特産の椿油を使った「椿カレー」やフカヒレスープ、三陸ワカメなど産業まつりの会場でしか手に入らないものもあります。ご来場の際は、お見逃しのないよう。

主催・問い合わせ先

日野市社会福祉協議会
担当 浜野、宮崎
電話 042-582-2319 FAX 042-583-9205
mail hino-vc@hinosuke.org

2011年10月13日木曜日

気仙沼・大島支援プロジェクト 復興支援ボランティア活動報告会(日野市ボランティア・センター)

日野市社会福祉協議会が、
復興支援ボランティア活動報告会を行います。

日野市社会福祉協議会では、
NPO法人水と緑の環境ネットワークの会と協働し、
今夏、数多くの方のご参加ご協力のもと
復興支援ボランティア活動を実施いたしました。
今回の報告会で、現地での活動を振り返ります。
あわせて、今後の復興に向けて、私たちが気仙沼大島の方達のために
できることについて考えます。

当日は、なんと現地の大島地区災害対策本部本部長 白幡雄児氏に
大変お忙しいスケジュールの中お越しいただき、
現地の復興に向けてお話をしていただける予定です。

また、本報告会限定で、巷を静かに賑せている椿カレーなどの
気仙沼大島の復興支援商品についても、ご紹介させていただきます。

本プロジェクトや災害ボランティアにご関心のある方は、ぜひご参加ください。
初めての方も歓迎いたします。

日時: 平成23年10月22日(土) 18:30~20:30(18:00受付開始)

場所: 日野市立中央福祉センター JR日野駅下車 徒歩約10分

内容:
復興支援ボランティア活動報告
仮設住宅での活動報告
ゲストコメント
大島地区災害対策本部 本部長 白幡雄児氏からのご報告
今後の支援や復興支援商品(椿カレーなど)のご紹介

参加費: 無料

主催・問い合わせ
日野市ボランティア・センター(担当:浜野、宮崎)
日野市日野本町7-5-23 中央福祉センター内
TEL:042-582-2318
FAX:042-583-9205
E-mail:hino-vc◆hinosuke.org ※◆を@に置き換えてください。
(月~金曜日 8:30~17:15)

申込み方法
氏名(フリガナ)、電話番号、メールアドレスなどを明記の上、次のいずれかにより申込。
応募者多数の場合、抽選。
参加決定後、事務局より連絡させていただきます。
(1)官製はがき
(2)FAX
(3)E-mail

申込み締切: 平成23年10月20日(木)必着

2011年10月1日土曜日

トップページ右サイドに「ふれあいメモ」のリンクを追加しました。

トップページ右サイドに「ふれあいメモ」のリンクを追加しました。

ふれあいメモとは、
活動後、地元の方々とのふれあいを参加された方々に任意で書いていただいた記録です。
記入されたままの手書きの文章です。

報告会のために作成したパネルから引用してアップしています。

コンテンツは徐々に追加する予定です。

2011年9月30日金曜日

各期活動リポート更新

遅くなりました・・・

各期活動リポートを、1期~14期までほぼアップできました。
参加された皆さんに記入いただいた活動報告書やアンケートをもとに、まとめています。

また、各期の写真も、3~8期の分をアップしています。

http://tvac.or.jp/tominv/period.html


そのほか、震災だけでなく、災害ボランティアへこれから行きたい方のためのボランティアへの手引きのページも作っています。
http://tvac.or.jp/tominv/tebiki.html



もし、こんなこともありましたよなど、
地元の方とのエピソードや安全面での出来事などありましたら、



までお便りください。


よろしくお願いいたします。

2011年9月28日水曜日

都ボラ活動写真アップしました

3期~7期の活動写真をアップいたしました。
特に、3期のものには説明が一言入っている写真が多いので、活動の内容がよくわかるかと思います。

Picasaウェブアルバムのサービスを使っています。
※写真のダウンロードはできません。

各期活動報告のページから閲覧できます。

http://tvac.or.jp/tominv/period.html

陸前高田VCのスタッフより

9月24日(土)の陸前高田VCでの活動について、報告がありました。

個人 市内:0 県内:11 県外:90 計:101
団体 市内:0 県内:156 県外:958 計:1114
全部で 1215名、全43団体の方々が活動されました。

ニーズ件数は30件で、まだまだニーズのほとんどはガレキの撤去、草刈りがメインだとのことです。
‐‐‐‐‐‐‐

陸高ボラセンのボランティア動員数は約6万人を越えました。

その他スタッフ・関係者を加えると本当に物凄い数の方々が陸高ボラセンに関わって下さっていることになります。
本日、またまたボランティア動員数の記録を更新しました。
この現象が良いのか悪いのか分からないけれど、こうしてたくさんの方々が陸前高田市に興味を持って下さっていることは本当にありがたいことです。
少数精鋭ながら1000人を越えてもまだ余裕があるぐらいに確立された陸高ボラセンのシステム、その裏で奔走し一緒に苦労して下さったたくさんのみなさま。

・陸高ボラセンの3つのお約束

①走らない
②大声を出さない
③すぐに言わない

3月17日に一人から始まった陸高ボラセン。

「つないで陸高なじょにかすっぺ」


昨日、あるご家庭の仮設を訪問しました。
仮設住宅の中には本当に様々な問題が内包されています。
震災から半年。

陸高ボラセンも新しい段階(ステージ)にきたことを強く実感しています。

‐‐‐‐‐‐

9月も引き続き、多くの方々が支援活動をされたとのことでした。
まだまだ瓦礫撤去作業が続いているとのことで、
改めて被害の大きさを思い知ります。

上記で、「この現象が良いのか悪いのか分からないけれど・・」とあるのは、一つには、
外部からのボランティア受け入れを終えた地域もあり、陸前高田にボランティアが集まっているから増えているのでは、との見方もあるからです。現地で直接支援に関わっている中での、いろんな思いが感じられる言葉です。
地方によっては、受け入れ態勢が変わってきているところもありますが、
形を変えながらも、支援は引き続き必要とされています。


陸前高田VCの情報は、ページ右下の
陸前高田VCリンクをご覧ください。


また、震災における災害ボランティアに関する情報は、TVACのHPの、下記をご参照ください。
http://www.tvac.or.jp/di/20960.html

2011年9月19日月曜日

『東日本大震災 被災者とボランティア 声のアルバム100』出版のお知らせ

311日の東日本大震災より半年が経過。
今もなお、多くの方々が不便な生活と先の見えない不安の中で、
暮らしています。


先日の報告会でもお伝えした通り、
私たち東京ボランティア・市民活動センターは
被害の大きかった地域、被災された方々を支援するために、
45日から715日までの間、延べ1535人のボランティアを送り出してきました。

未曾有の大災害を前に、ボランティアは戸惑いながらも、
一人ひとりの被災者へ寄り添い、
心の中でエールを送りながら活動してきました。
ふとした瞬間に気づかされる、言語を絶する被災者の苦しみや悲しみ。
そして前向きに生きていこうという決意。
活動の中で聞こえてきた、そうした被災者の生の声と、
ボランティアの想いを収録した
『東日本大震災 被災者とボランティア 声のアルバム100』が
928日、出版されることになりました。

掲載されている声の一部を紹介します。

3か月ぶりに天ぷらを食べた。
美味しかったよ、ありがとう。」(炊き出しにて)

「まだ涙が出てしまうかもしれませんが、
私たちにどんどん話かけてくださいね。」

「最初は命があるだけ良かったと思ったが、
日が経つと、あれが残っていたらこれが残っていたらと、
どうしても考えてしまう。」


被災地に関わったものとして、被災地の声を聴き、
発信し続けようという想いを本にしました。
本書が、震災の風化を防ぐ取組みの一つになれば幸いです。

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『東日本大震災 被災者とボランティア 声のアルバム100』
全ページ写真付き・A5115ページ・税込600
ISBN 978-4-903256-49-8

電話:03-3235-1171     FAX:03-3235-0050
E-mail:tominv@tvac.or.jp
書店でも注文可能です。


2011年9月14日水曜日

都ボラHPに活動風景のムービーを追加しました

先日行われた報告会において、会場で最初に流されていたムービーを公開しました。

被災地の視点、ボランティアの視点、そしてこれからにむけて・・・

都民ボランティアの支援活動をめぐる風景を写真で紹介しています。

トップページ下方にありますので、ぜひご覧ください。

http://tvac.or.jp/tominv/index.html

2011年9月9日金曜日

都ボラHP更新しました

久しぶりに、都ボラHPの方を更新いたしました。

災害ボランティアの手引きとして、
都ボラの活動経験からまとめた資料を掲載いたしております。

役立つ! 災害ボランティアの手引き

資料のPDFダウンロードもできるようにしています。
支援活動の参考にしていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

2011年9月6日火曜日

9/4都ボラ活動報告会の様子























先日の日曜日、
「都民ボランティア活動報告会~都民ボランティア活動から見えてきたもの~」
を無事開催することができました。

都ボラに参加された方々、これから支援活動をしたいと考えていらっしゃる方々、
合わせて350人を超す方々に足を運んでいただきました。
ありがとうございました。

本ブログでは、まずは簡単に、報告会の様子をお伝えしたいと思います。


上の写真は、陸前高田災害VCで活動されているスタッフの方からの
ビデオメッセージの様子です。
他にも、都ボラの支援活動期間にお世話になった方々や、
活動地で出会いがあった地元の方々のメッセージも頂くことができました。
何気ない言葉の中に、様々な思いが読み取れる内容でした。























会では、ボランティアとして、また職員として
都ボラに参加された方々に当時の活動のお話をしていただきました。

 「瓦礫撤去などの作業を一緒にやっていく中で、
  「何も手をつけられないと思っていたのに、
   少しこれからもやっていく気持ちになった」
  という被災された方の言葉をきいて、家や庭が整理されるだけじゃなくて、
  それが地元の方の気持ちの整理にも
  つながっていくのかなと感じた。」























また、現地からは、宮城県社協の方、陸前高田社協の方、
都ボラ活動後に独自に支援活動を続けている方々にお話を伺うことができました。

現地の状況は変化し続けている。
地域によって、ボランティアの受け入れ状況や、今後のニーズが様々である。
生活支援に向けての取り組みが増えている。

などのお話がありました。

 「これからは不特定多数のボランティアが行う「活動」でない、
  一人一人と向き合う「あなた」と○○さんとの「関わり」が求められている」

 「遠くにいる私たちだからこそ発信し続けられる被災者へのメッセージがある」

  という宮城県社協の方の言葉が、とても心に響いたと何人かのスタッフから聞きました。

ただひたすら作業するという形のニーズは今後減っていき、
人のスケールの地域の復興、くらしの再生を手助けしていくことが求められているとのことでした。























最後に、参加者の方々でグループになってもらい、東京でできること、現地でできることなど、
今後の支援と防災についてみなさんで話し合って頂きました。

みなさん、伝えたいこと、考えたいことがたくさんあったようで、
とても時間内には語りつくせなかった様子でした。

「長期的、持続的な生活支援が求められる中で、
 今後、短期でも参加できるような支援とはなんだろう?」
という意見が考えさせられました。






















会場の展示パネルに見入っている参加されたみなさん。























活動写真と、当時ボランティアさんに書いていただいた、
地元の方とのふれあいをメモした「ふれあいめも」を紹介しています。






















もうひとつのパネルに、話し合って頂いた中ででてきた言葉をそれぞれ
ポストイットに書いてはっていただきました。
東京と現地と、それぞれでできることを書いてもらっています。
























その中で、印象に残った言葉。

続けていけること 「対話」 「想像力を失わないこと」
今できること 「忘れないこと」


具体的になにができるかということも大切ですが、
こういった人々の思いも、活動していくよりどころになっていくんだと思います。
























都民ボランティアに参加された方々は、のべ1500人を超えました。


瓦礫撤去などの緊急的な支援から、生活支援といった持続的な支援へ。


この会が、これからの支援を考え、人と人の繋がりをつくるきっかけとなれば・・・



また報告会の内容については、後日HPでもまとめていければと考えています。


2011年8月31日水曜日

【台風】12号接近による現地ボランティア活動中止について

台風12号の影響で、近日のボランティア活動についてお知らせがありました。


気仙沼市VC
http://msv3151.c-bosai.jp/?module=blog&eid=22507&blk_id=12193

陸前高田市VC
http://rikutaka.ti-da.net/e3579459.html



よろしくお願いいたします。

もうすぐ開催!「都民ボランティア活動報告会」

もうすぐ開催!「都民ボランティア活動報告会」
9/4日 13:30より@都庁第一本庁舎5階大会議場(新宿区西新宿2-8-1)


内容

第一部  「都民ボランティア参加者からの報告及びディスカッション」
      (被災地の映像を交えた報告、現地からのビデオメッセージ)

第二部  「被災地災害ボランティアセンター等からの報告」
      (現在の活動ニーズやボランティアへの参加方法の案内)

第三部  「交流会」
      (都民ボランティア経験者とボランティアに関心のある方との情報交換)

 
当日は、宮城県社会福祉協議会の方と陸前高田VCの方をお招きししています。
復興支援のあゆみと、今後求められてくることなど、現地の声をお聞きします。
また会場では、会終了後、被災地支援ボランティア活動についての相談も受け付ける予定です。
一人でも多くの方に参加をしていただければと、引き続き参加者を募集いたしております。

参加ご希望の方はこちらから。

よろしくお願いいたします!

気仙沼大島からの近況

津波で打ち上げられていたフェリーの様子。(2011.05.20)



スタッフより、大島の近況報告が参りました。
夏休みもピークを過ぎ、東北の気温は秋の気配を感じるようになったそうです。
最近の大島でのボランティア活動内容や人数について、今日は具体的なところを取り上げたいと思います。

‐‐‐‐‐‐‐
最近は浦の浜に打ち上げられた2隻の船も撤去され、いたるところに重機も入りはじめ、徐々に整地作業が進んでいます。
依頼内容は

解体前後の個人宅がれき分別、撤去、運搬、
田畑の草刈

が多く、20件程度の保有ニーズを継続活動中です。

◇8月22日(月)

 団体/1組 37人 
 個人/0人 雨天中止
 活動/3件 継続3 
 内容/個人宅の床板はがし、家財分別、ガレキ撤去、集積場運搬、草刈  

◇8月23日(火)

   団体/1組 37人 
 個人/19人
 活動/4件 終了1 継続3 
 内容/ガレキ撤去、運搬、草刈 終了1 継続3

◇8月24日(水)

   定休日

 軽トラック交換、資財補充・整理、ニーズ拾い ←スタッフによる活動

◇8月25日(木)

 団体/1組 8名 
 個人/8人 ※定休日のため当日受付0人でした
 活動/3件 継続3
 内容/高圧洗浄、田んぼ草刈、写真洗浄

 ケガ1人 蜂刺され

◇8月26日(金)

   団体/3組 33人 
 個人/22人
 活動/4件 終了1 継続3 
 内容/草刈、ガレキ運搬、高圧洗浄

◇8月27日(土)

   団体/2組 58人 
 個人/26人
 活動/4件 継続3
 内容/床下泥かき、草刈、ガレキ撤去


気仙沼VCスタッフ Nさんより

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平日で50名ほど、週末は80名ほどの方が活動されているようです。

偶然、丁度この報告と同じ時期に大島にてボランティア活動をされた方がいらっしゃいました。活動の雰囲気がわかりやすいので、そのお話を引用させていただきます。

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2011年8月21日~27日の日程で気仙沼大島へ行ってきましたので、作業内容とニュースをお届け致します。
これから大島に出発される方の参考になればと思います。

☆作業内容

◇一日目 

小学校の体育館の清掃、図書室の整理。
午前中雨が振っていたので、急遽、島内のボランティアが小学校にあつまり、作業を行いました。

当日は、京都の団体なども来ており、総勢100名ほどでの作業でした。
体育館は、一次避難場所として使われた場所で、清掃や備品の整理が行われました。
図書室は、ある程度分類されて山になっている本を、廃棄する本は運び出し、残った本屋支援物資の本を区分・学年ごとに本棚に入れていきました。

◇二日目

個人宅(浦の浜)の屋内(1F、2F)瓦礫を運び出し、分別、集積所までの運搬

◇三日目

空き地(磯草)の瓦礫分別撤去・集積所までの運搬

◇四日目

個人宅(外浜)の屋内(1F、2F)瓦礫を運び出し、分別、集積所までの運搬

◇五日目

個人宅(外浜)の屋内(1Fのみ、2Fは入れない)瓦礫を運び出し、分別、集積所までの運搬


☆現地のニュース

◇打ち上げられていたフェリーが撤去

22日朝方に港に付いたときには、すでに、港の打ち上げられた二隻の船がなくなっていました。
そして、26日夕方に出発したときには、港から田中浜に続く道が、まっすぐ開通していました。
帰りのフェリーからは、気仙沼のドックに収容されている船が見えてました。

◇秋刀魚

気仙沼港に秋刀魚が初水揚げされました!
今回のボランティア・ツアーでは、帰りにお魚市場によって、夕飯を食べるのですが、そこで秋刀魚の塩焼き&さんまの刺身定食をいただきました。特に、刺身は、新鮮で脂が乗っていて、おいしかったです。

◇「椿カレー」製品版完成・発売開始?

大島復興支援のレトルトカレー「椿カレー」の製品版ができていました。
ツアーの夕食でいただきました。具沢山でおいしかったです。
販売場所は、まだよくわかりませんが、売れるといいなぁ・x・

Sさんより

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活動されたSさんも、ご自身は幸い刺されなかったものの、作業中、蜂を頻繁に見かけたとのことでした。
蜂刺されなどのけがは、引き続き注意が必要です。

また、大島椿荘の村上さんいわく、大島での物流も少しずつ回復してきているとのこと。
椿荘さんでもお食事などを出せるようになってきたそうです。


8月31日現在、大島の団体受け入れを中止していますが、気仙沼大島災害対策本部経由で個人、団体共にボランティア数は増えている様子だとのこと。
現地にボランティアに!とお考えの方は、現地受け入れ情報を事前にご確認ください。


☆参照ウェブサイト

気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターHP 一般ボランティアの受け入れについて
http://msv3151.c-bosai.jp/?module=blog&eid=22259&blk_id=12193

気仙沼大島災害対策本部ブログ http://ameblo.jp/kesennumaoshima-saitai/


2011年8月24日水曜日

東京での活動 支援への窓口

先日お知らせしましたように、今まで都民ボランティアで使用していた電話番号がボランティア活動の相談専用ダイヤルとして使用されることになりました。

都民ボランティアの東京スタッフも、相談専用ダイヤルにてみなさんの声を伺うことができるようになりました。


ある東京スタッフの言葉を紹介します。

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今のところ、電話で受けるもので多いのは、ボランティア保険の問い合わせです。
まだまだ被災地へ向かおうとしている人が多いんだなということを実感しています。

そんな中、避難所へ手作りのボールを送りたいという問い合わせの電話を受けました。

「分かりません、今はないです」
ではなくて、その人の気持ちを無駄にしないよう、被災地に関わらず、どこか必要とされているところへ繋げていくことが大事だそうです。(TVAC相談員さんより)

こういう一人一人の気持ちを大切にすることが、今回の震災に限らず、今後の様々な支援に繋がっていくのかなと、なんとなく想像しています。

この一週間はさっぱり分からないことだらけで、情報収集も全然追いつけませんでしたが、誰かの役に立てるよう頑張っていこうと思っています。

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昨日の陸前高田では、700人を超える方々がボランティア活動をされました。

現地スタッフより、いまだにがれき撤去にともなう活動が多いということで、震災の大きさをつくづく実感したという報告がありました。
活動では、県内からの4倍の方が、県外からいらしているということでした。
地元の方々が自立していく活動となることも大事である一方、まだまだ現地ではカバーしきれない部分があるということで、広域な支援が求められています。



東京での活動も、支援への窓口としてこれからも続きます。

2011年8月19日金曜日

東日本大震災「災害ボランティア専用ダイヤル」を開設

本日より、東日本大震災に関する
「災害ボランティア専用ダイヤル」が開設されました。


★主な相談内容は・・・

①被災地におけるボランティアの受入れ状況
②ボランティア活動への参加方法
③被災地での活動内容
④活動に必要な装備等
⑤ボランティア保険の案内

★専用ダイヤルへの問い合わせは・・・

火曜日~土曜日の午前10時~午後7時
※祝日、年末年始を除く

03-3235-0281
東京ボランティア・市民活動センター内


よろしくお願いいたします。

2011年8月12日金曜日

支援活動の中で 被災地をめぐる思い

震災後、たくさんの方々がボランティアなどの支援活動をされています。
直後の緊急性を伴った支援から、今後はより一層、持続性のある支援へとなっていく中で、このような言葉、思いが、長期間現地VCに入っているコーディネーターから参りました。
(少し強い言い方の部分もありますが、そのまま引用させていただきます。)


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震災からもうすぐ半年。

自分もこの半年間、無我夢中で走ってきました。
自分がどんなに思い入れを持って現地で活動しても、それでもやはり自分は被災していない。

家族や友人を目の前で失い、無残にも壊滅した自分の生まれ育った町で、
死体が当たり前のようにそこかしこに転がっている。
死体を安置所に運びたくても、それを運ぶ車もガソリンもない。
安否を確認したくても電話がない。
助けに行きたくてもガレキで行けない!

そんな状況の中、この半年現地の方は必死で今日まで走ってこられました。
現地の人は本当に地獄の日々だったと言っています。
どんなに自分が頑張ろうとも、その気持ちは自分には残念ながら絶対に分からない。

昨夜は、現地の人とそんな話をしていました。

 
この半年間で自分は自分なりに出した答えがあります。

何もできないけれど、少しでも現地の方々の心に寄り添うこと。

そのことこそが僕らにできる唯一の方法で、そうしたらおのずと(ボランティア活動についての)細かい説明や注意はいらないんです。
そこから参加したそれぞれがどのように感じ、どのように振舞うのか?
それが本来のボランティアの形ではないかな?と僕はそう思います。

 
今日、現地は初盆を迎えます。
町には喪服姿の方々の姿も見えます。

震災から半年。現地の方々が本当に笑えるようになるまで。



黙祷。


陸前高田災害VC Nより

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これを読んだ、支援活動続けている面々もいろんな思いを感じたようです。


・寄り添うこと。そして、もう一つNさんが感じたこと、そのことを伝え続けていくことも大事だと思っています。風化させないように。もちろんNさんだけじゃなく、自分も含めて、この震災にかかわった人達みんなが・・・

・喪失の痛みは、それを経験した方にしか分からないというのは、現地で自分も感じ入っていることです。ただ、現地の方の気持ちを理解できなくとも、現地の方を支えるための何かはできると思うので、今後もそれに向けて邁進してゆきたいと思います。

・仲良くなって毎日軽口を叩き合っている方たちも、自宅がすべて流され、家族を失っている。普段はそんなことも忘れさせるくらい明るいけれど、「家、もう見たくないんだよ。」なんてふと言われてはっとする。自分にできることは、時には軽口に付き合ったり時にはいっしょに泣いたり時には今後のビジョンを語り合ったり。少しでも、ほんの少しでも、希望の光を見させてあげること。いや、共に見つけ出すこと。隣にいて、同じ方向を見ること。同じ景色を見て、共に感じること。
まだまだ、踏ん張ろう。

 ・失った悲しみは、はかりしれない。失ったものにしかわからない。残念ですがそうなのかもしれません。

「私たちはね、津波に流されたんじゃないのよ。文明の波にのまれたの」と呟いた親も夫も漁師だというおばあさん。「町の人を町に戻したいんだ」と一人もくもくと自宅のがれきを片付け続ける男性。「なんで手伝わないのって思うかもしれないけど、がれきはもう見たくないの」と言った女性。

出会った一人一人の言葉を胸の奥に深く刻んでいます。初盆を迎えるにも、大きな決断をした方は少なくないと思います。
その決断が前に、未来に向かえるように心をこめてお手伝いしたいと、改めて思います。

「私たちは伝えるために生かされたんだ」と傷ついた人が言うなら私たちは、傷ついた心によりそうために、その言葉を現地から伝えるためにあの場に集められたのだと今、そう思います。そして、傷ついた人を気遣うように、ここで出逢った皆さんという大切な仲間に対しても同じように思いやる人間でありたいと思います。


・現地に行ったというだけで「すごいね。」と言われます。そう言われた時、僕はこう答えます・・・「すごいのはオレじゃなくて、復興の為に立ちあがった現地の人達だよ。」

正直・・・関心のない人に現地の話をするのは辛いです。でも、自分はNさんから現地の状況を聞き都ボラに参加し、現地の方々と接したことで、今後も活動を続けていこうと決意しました。自主性の無いボランティアでは意味が無いということは理解していますが、自分のように身近な人から話を聞くことが、行動を起こすきっかけになる人もまだまだいるはずです。

伝えることの大切さを身をもって感じていますので、これからも現地に行けない間は『伝えること』を続けていきたいと思っています。


・寄り添うこと、伝えること、とても大切なことです。人の痛みや苦しみは決して本当にはわからない、そうだと思います。ぼくが心配なのは、厚い志をもったボランティアの皆さんが、燃え尽きてしまうことです(自分も含めて)。役立たずでも、失敗しても、時には卑怯でも僕は全然良いと思うんです。

それこそ、寄り添うこと、伝えること、がボランティアをする上で一番大切なことなんですが、それが為に自分を追いつめたり、他人を追いつめたりしないように心がけたいと思っています。

なんとなくそこにいる、名もなき人でいいんじゃないでしょうか?


・「なんとなくそこにいる、名もなき人」

いいですね。そうありたいです。それこそが究極のボランティア精神なのではないか、と思います。「何も求めない」って、本当に難しいことですよね。自分がしたいから、心のままにしているだけ、そう思うことで、ずいぶん自分が楽になりました。


・被災された方の気持ちは絶対にわからないとわかっていても、できることがあるならばと走り続けてきました。ボランティアの立場においても心が折れそうな時が何度もありました。だけど、週末に行われた陸前高田のうごく七夕まつりに参加し、地元の皆さんから発せられるパワーはもちろん、山車の灯りが復興への光の一筋として感じられました。美談だけでは片づけることはできませんが、地元の方の笑顔をこの目で確認することができ、自分の気持ちも少し楽になりました。

なるべく現地に入って、現地の方と共に未来を創造できるくらいの距離感で寄り添っていければと考えております。


・現地の人が何を求めているのか?それが大事。

・現地の人に寄り添う、それが一番大事なことです。ただ、それを持続させるためにも、決して自分や仲間への思いやりは脇へどかしたりしない方がいいと僕は思っています。これでいいのか?寄り添っているか?続ける限り、問い続けるしかないと思います。だけど、問い続ける中で、自分や誰かを否定することはさけたいですよね。

・燃え尽きないため、燃え尽きようとしても、また立ち上がる。それは、馴れ合いでもない。みんなが力を必要としているから、みんなのために力を出したいから。強制ではなく、みんな自分の意思で。助けあい、高めあい、そんなチームを作って行きたいですね。

ボランティアに参加しようと思う仲間へ

他人の気持なんてわからない。自分の家族ですらわからない。ましてや自分の気持すらわからないこともある。だから、わかります、なんて無責任なこと、決して言えない。そのことを認めるのが大事だと思う。それが人に言いづらいことでも。自分を偽ってたら、本当に寄りそうことはできない。どんな自分でも、それを認めて初めて、寄り添うことができる。そう思い、会社で、知り合いに、ボランティアに参加しようとする仲間へ伝えてます。


・私も、東京にいるときは、時間を作って地域の友人、元同僚、同級生に伝えています。でも、決して誘わないようにしています。自分の意思で行って欲しいから。

これからも、続けていきます。いや、続けなければ。たとえ時間がかかっても。


支援のための行動を起こし、その中で見えてきたことに葛藤したり疑問を感じたり。迷いながらも、「大切なことはなにか」を自分に問いかけ続けています。
そして、被災地に寄り添うこと、被災地をめぐる思いを伝え続けるという点でみなさん同じ気持ちでした。


私自身としては、「災害ボランティアの活動は、被災された方々のサポーターなんですよ」というとらえ方がしっくりきていて、その時にじゃあどうしたらいいのかなということを考えています。


2011年8月11日木曜日

大島のボランティアコーディネーターより

大島に入っているボランティアコーディネーターより、
近況について報告がありました。


◆最近のニーズについて

大島でも他と同様、草刈のニーズが増えてきている。
依然として瓦礫があるが、伸びてきた草を刈りながら進める必要性がある。
大きな瓦礫が片付きはじめ、重機にて家屋の解体も少しづつだが進んでいる印象。今後は、重機が入った後のニーズが増えるのではないか。

◆安全管理

ハチ刺されが急増。注意喚起、スプレーを持たせるなど対応しているがそれでも刺される。
アナフィラキシーは本当に怖いのでもっとしっかりと対策を立てたい。
あとアブも注意が必要。


◆気づいたこと

ボランティアの状況にも変化が見られる。
(夏休みに入り、)今までよりも気軽に、中には家族連れの方々も参加されるようになった。
最近は、地元の方がボランティアに振り回されて疲れてきているようにも感じられる。

本来、観光地として魅力のある大島であり、参加される方にも魅力を感じてほしいと思う半面、
「被災地に行くということ、被災者と接するということ。」
少しづつその感覚が崩壊してきているのではないかと危惧している。

上記報告を聞いて、スタッフの一人から、
震災から5か月が経過した今、地元の人と外部の人の時間経過の感覚と震災・津波への感じ方の違いが表れてきているのかな、という言葉もありました。
物質的な面では、だんだん回復してきているように見えますが、メンタルな部分は目に見えないだけに、支援では一人一人の心遣いが大切だと感じさせられました。

2011年8月10日水曜日

都民ボランティア活動報告会 開催のお知らせ

「都民ボランティア活動報告会」~都民ボランティア活動から見えてきたもの~
 
日時:9/4日13:30より開催。
 
 
4か月余りの支援活動・その現状に触れながら、今後の支援を考えるきっかけの場へ!
 
参加希望の方は下記、TVACのサイトをご確認ください。
 
 
 
 
 
東日本大震災により被害の大きかった被災地、被災された方々を支援するために、東京ボランティア・市民活動センターでは東京都と連携し、延べ1500人の都民ボランティアを派遣してきました。
被災地ではまだまだ支援を必要としています。

報告会では、都民ボランティアが行ってきた活動を振り返るとともに、
現地で求められている支援の現状をお伝えします。


一人でも多くの方が、今後、ボランティア活動に参加するきっかけとなるような会にしたいと考えております。
皆さま、お誘いあわせの上ご参加ください。

2011年7月5日火曜日

13期活動報告アップしました。

都ボラHPの、各期活動報告、13期がアップされました。

活動期間:2011年6月16日(木)~6月22日(水)
活動人数:75名
主な活動地:陸前高田市、気仙沼市、一関市

■1日目の活動

 陸前高田では、津波にさらわれて何もなくなってしまった水田と畑での瓦礫撤去を行いました。2チーム合同の9人で活動を行い、70m~90mの道を掃除しました。活動は、どこから手をつけて良いか分からなかったほど、活動の範囲が広大でした。
 この日はそれほど暑くなかったので、大丈夫でしたが、釘などの危険物が落ちていたので、気をつけて活動を行いました。近くの場所でも他の団体のボランティアが一生懸命活動をしていました。

続き

2011年7月4日月曜日

6月下旬 現地の様子

都民ボランティア、東京スタッフです。
4月以来、約2ヶ月ぶりに現地入りしてきました。

4月と今回で明らかに違った点は、
現地専任スタッフがいたり、
ボランティア参加者の中にたくさんのリピーターがいるため、
地元の人との繋がりが出来ているという事でした。

滞在5日め、大島に行き、仲良しのボランティアさんに
私たち都民ボランティアを可愛がってくれている
おじいちゃんおばあちゃんの所に連れて行ってもらいました。

おふたりは、ボランティアと一緒に民宿で避難生活をしていて、
毎朝、お嫁さんに車で迎えに来てもらっては自宅に戻り、
日中家の片付けをしているそうです。
先週、仮設住宅への引越しが決まったということですが、
都民ボランティアは、こちらのお宅で何度もお手伝いをしました。

みんなが頑張って働いてくれたんだから
たくさん写真を撮っていきなさい、と
おっしゃってくださったので
家の中の様子や、泥を掻き出した後の床下、
離れの様子も撮らせて頂きました。

本土へ戻るフェリーの中、
ほとんど骨組みだけになってしまった自宅の玄関先で
お茶を飲みながら話をしてくれたおふたりの笑顔を思い浮かべました。
顔が浮かぶ誰かがいるというのは、
一気にその土地への想いが強くなるなあと思いました。


● ● ● ● ●


滞在の拠点は、一関市の室根でした。

一関から2時間に一本の大船渡線に乗り、折壁という無人駅に着くと、
待合室に大きな毛虫が二匹。
まっくろくろすけ!と確信かつ興奮。
暑い日だったので、照りつける太陽の下、駅から宿舎へ歩いていると
毛のないヒナがボテっと死んでいたり、
足の生えた魚のような生き物が干からびていたり。
夜はカエルが両手両足を広げてペトペト壁をよじ登っているのを発見。
雨の日は、道路を横断するかたつむりの姿に癒され、
虫からしたら、私は化け物だなと思いました。


● ● ● ● ●


行きの新幹線で読んだ雑誌に、
東北は悪いことがないとニュースにならない」という一文がありました。
そういえばそうなのかもしれないと、
これまであまり東北に目を向けたことがなかった事を、ちょっと反省しました。

今回ボランティア活動に関わった一人として、
震災被害の深刻さとともに、東北の良さをたくさんの人に伝えたいと思いました。
2年後、3年後。
もう瓦礫が写真の主役ではない、山や海や空がきれいな東北を
観光に訪れたいと思っています。

毛虫の折壁駅
宿舎からの景色




2011年6月26日日曜日

5期 都民ボランティア 一つの活動記録



上の動画は、5期に参加された方が、動画作成ワークショップに参加され、活動記録写真を元に製作したものです。
今後の継続的な支援への思いが伝わってきます。

製作者のご了解を得て、期の活動記録の一つとして、今後YouTubeを利用してHPでもアップさせていただこうということになりました。


動画作成ワークショップは、今後も何度か開催予定です。
ご興味ある方いらっしゃったらぜひ。


また、他にも参加された期の動画作成され、HPアップOKの方がいらっしゃったらご連絡ください。


◆◇◆「震災ボランティア体験をビデオで伝えよう!」◆◇◆

支援の輪を広げる情報発信へ
~写真を使った簡単・ミニビデオ制作のワークショップのご案内~

震災ボランティアの体験者同士でボランティア活動について語り合い、被災地の状況や自分のメッセージを伝えるミニビデオをつくりませんか?

被災地では、これからのボランティア不足が心配されています。あなたの作ったビデオは、社会の共感を生みだし、ボランティア活動の輪を広げます。簡単なPCスキルがあれば大丈夫。どなたでも参加できるワークショップです。


◆開催予定(6月~7月)

東京、横浜で計6コース開催します。
各コース2回で、1回目は「対話」2回目は「映像制作」です。

◇東京会場

①6月26日(日) 7月3日(日)
②7月10日(日) 7月17日(日)
③7月24日(日) 7月31日(日)

いずれも 1318

港区立エコプラザ 3階会議室
港区浜松町1131 TEL.03-5404-7764


◇横浜会場

④6月25日(土) A 1218時 7月2日(土) B 1217
⑤7月9日(土) B 1217時7月16日(土) B 1217
⑥7月23日(土) A 1218時 7月30日(土) B 1217

A 日吉地区センター

   横浜市港北区日吉本町 1-11-13    TEL.045-561-6767

B 神奈川県立青少年センター別館サポートプラザ

横浜市西区横浜市西区宮崎町56     TEL.045-263-4479
※昼食は事前にお済ませください。


◆会費 各回500円(茶菓代など)

◆ご用意いただくもの

・写真(活動の際の写真や伝えたい内容に関する写真、紙焼きでもOK
・お使いのPC 編集ソフト Windowsムービーメーカー*XP以降のマシンには標
準装備)
*ウインドーズ7の方は、下記サイトよりダウンロードしてください JPNが日本
語版です(無料)


・イヤフォン(PC接続用) ・USBメモリーなど ・デジカメ(あれば)

◆開催人数 3名より(3名に満たない場合は中止となりますことをご了承ください)


◆お問い合わせ・お申し込み
デジタル・ストーリーテリング研究所(DSTラボ) 小澤真人
メール moza@learning-v.jp     Tel 070-5074-3502

※過去のDST作品を下記のサイトで公開中


雨天時・余震時の活動について(14期報告より)

6/23木


その日、岩手県沖震度5弱の地震がありました。

6時51分地震発生(緊急地震速報あり)保健センターもかなり揺れを感じる(震度3)。
活動初日ということもあり、多くの班が拠点を出発していたため、スタッフで各班の安全確認を行い、全員の無事を確認。
 
岩手県沿岸に津波注意報が発令。陸前高田災害VCより本日のV活動を中止の連絡があり、陸前高田へ行く予定だった班に、スタッフよりその旨連絡をする。
しかし、津波注意報が解除になり、陸前高田VCから8時30分まで様子見をし、支障がなければ、活動再開との連絡が入り、「待機」の連絡を団長経由で陸前高田担当班に伝えた。

8時すぎ、今度は土砂降りの雨となったため、陸前高田VCが改めて本日の活動中止を決定する。
これに伴い、大槻から団長経由で陸前高田各班に保健センターへ戻るよう連絡をする。


その後、陸前高田担当だった班は再マッチングをした。
気仙沼活動班は予定通り、活動先へ。
陸前高田へ予定していた班については、気仙沼で新たに5班分の活動先を調整できたため、気仙沼災害VCへ行くよう連絡する。

その夜、宮城県沖震度4の地震発生。

19時38分、地震が発生。朝の地震より揺れは大きいと感じなかったが、縦揺れが続き、一関市は震度4だった。
揺れが収まった後、各グループの安全確認を行う→無事を確認。



この日は、日中の活動が余震や雨のため中止となったり変更となったりして、その都度スケジュール変更の連絡が何度も行われました。活動初日で皆さんまだ慣れない中にも関わらず、臨機応変に対応していただけたようです。


ボランティア活動では、このようなことがこれからも起こり得ます。時間を割いてボランティア活動に向かったので少しでも活動したい・・という気持ちも、もちろんあるかとは思いますが、変更や待機なども、現地VCと連携をとって落ち着いて対応しましょう。

2011年6月25日土曜日

大島より  「若だんなの島ブログ」  紹介





大島でお世話になっている地元の方のブログ

「旅館椿荘 若だんなの島ブログ」  

を紹介させていただきます。

日々の支援活動の様子や、都民ボランティアも参加させていただいた催しの様子など、
写真とともに紹介されています。



島の取り組みについて、是非ご覧ください。
このブログにもリンクを載せさせていただきました。


また、気仙沼災害VCでは、

「碧(みどり)の真珠」大島バスパック大募集!!

ということで、10名以上の団体で大島で活動をしていただけるチームを募集しています。
詳しくは、こちら




◆若だんなのお話

都ボラの活動に際し、毎期初日に島の状況についてお話をしてくださいます。
その時の参加者の感想をいくつかご紹介します。

参加者「自分は海が大好きで、全国のいろんな海に行ってきました。今の大島はこういう状況ですが、とてもきれいな海だったことは容易に想像できます。何年先になるかわかりませんが、今はボランティアとして復興のお手伝いをさせていただき、将来は一海好きの男として訪問したいと思います。」

若だんな 「是非いらしてください。それが一番の復興支援です」


参加者「子供たちの心理状態に震災前後で何か変化がありましたか?」

若だんな「自分にも子供がいるが、地震後大島に戻ってからは一度も会っていないので自分の子のことはわからない。けど、今島にいる子供たちのことがわかるかというとそれも結局わからない。この震災が子供たちの深層心理にどのように影響したかはもう少し時間が過ぎないとわからないのではないかと思います。少し話はそれますが、今はとにかく子供に会いたいです。」

お子さんの存在が村上さんの明日のエネルギーになっているようです。


参加者「今後のためにどんな対策が必要だと考えていますか?」

若だんな「自然には絶対にかなわない。堤防を造ったり地盤を改良したりしても自然の力には勝てないことがよくわかりました。震災後、島に残された人は約2000人。それに対し備蓄は600人分だった。どう考えても足りない。これからは少しずつ備えていくつもりです。」


まだ初日ということもあり、皆緊張していたためにボランティア側からはこれだけでしたが、逆に初日にこの話を聞けたことはただでさえ気持ちが高ぶっている初期から、さらに気を引き締めて活動できたのではないか、とのことでした。

2011年6月24日金曜日

14期 現地スタッフより

◆陸前高田

6/23木

本日は雨と余震(震度4)による津波警報発令のためボランティア活動は中止でした。

陸高VCでは、ニーズとしては依然として畑・田んぼのガレキ撤去がほとんどです。
クギの踏み抜き、擦り傷・切り傷等のケガも相変わらず多発しているので、再度装備の徹底を。
(長袖は必須!)

昨日、VC近所の小学校にて、避難されてきた方と小学生を対象に手打ちそばの体験サロンが行われました。
自分たちVCスタッフも参加し、実際に避難されてきた方と一緒にそばを打ち、自分たちで打ったそばを食べながら会話を持つひとときを持たせていただきました。
いつものことではありますが、被災者の方々から実際にお話しを聞かせてもらうというのはとても意義深いものがあります。
震災後、だんだんと緊張感や支援の手も薄くなってきていますが、今後こういった地域の方々とのふれあいの時間も大切にして行きたいと思います。



◆気仙沼
避難所からも徐々に仮設に移り始めています。
しかし、気仙沼市は現在大型スーパーが3つしかなく、食料や日用品などを買いに行くのが困難だそうです。加えて、仮設に入ると光熱費などは自己負担になるため、避難所での生活よりも実際的な面で大変になります。
既に仮設に移っている人もいるので、皆さんそういう人達の話をきいて色々考えているそうです。
一般住居では、大工さんが入り家屋の修理が進んだところも大分目に着くようになったそう。しかし、建材が仮設優先のため、個人宅修理用にはあまりまわってこないのでペースは依然として遅いままとのことでした。

2011年6月21日火曜日

陸前高田VC内で活動している方々の話

陸前高田VCでは、地元の方と共に、日本各地から駆けつけたいろんな団体の方々の協力態勢で
運営されています。都ボラスタッフもそのお手伝いをしています。


◆VC内の都ボラスタッフから、日々の活動の様子について連絡もらいました。
 ボランティアさんと依頼された方々のニーズをマッチングする活動をしています。


Q:マッチング班としての主な活動内容は?

A:

マッチング作業は、大まかには

・あがって来たニーズ票の現地調査
  (危険度、必要人数、資材、具体的な活動内容、環境などの確認の為)
・活動しているボランティアさんに対しての資材運搬
・現地をまわってニーズを拾うニーズ調査
・チラシ配り
作業で使う資材運搬については、資材班として入っている団体の方と協働で受付し、
運搬もマッチング班の枠を超え、全体で手の空いている人が出ると言う形で、
誰でも出来る環境を作るように進めています。



Q:マッチング班以外の活動は?

A:

以前受け持っていたボラバス受付管理をどうやって円滑化しようかと。
バスが何台来るか把握できていないので車両誘導がしづらいという状況もあって・・。
どの団体が来るのか事前にしっかりと把握してマッチングしたい為、手伝っています。
これも何とかして班の枠組みを越えて、出来るようになればと思っています。

他にはボランティア電話受付のヘルプ、
ニーズ依頼電話受付のヘルプ
VCスタッフ(ニーズ、総務、受付、オリエンテーション班)の相談&緩衝役&改善提案。


Q:いろんな団体の方々が協力して運営をしているんですね。

A:

新しくマッチング班に他団体さんが入ってくれたので、団体管理をお願いしています。
自分一人では出来る時間が無いので、頭下げて。
団体管理は、難民支援さんの協力である程度、管理する目処が立ちました。

正直、やらなければ行けない事に追われ、そこまで手が回るか自信が無い。

以前、実質、陸高VCトップの安田さんが総務に都ボラから継続して入れるスタッフが欲しいと言っていたらしいのは、
こういう所を受け持って欲しかったからではないか?

明日(6/12時点)からマッチング班に入っていた団体さんが抜けるので、今後、管理を問題なく続けて行けるかをチームで話し合いました。スタッフミーティングで報告し、協力を全体に要請すると、オリエンテーション班も空いた時間で協力しますと申し出てくれました。
団体受付管理は、分担作業について話し合い詳細を詰める事で、
ニーズ班、マッチング班、オリエンテーション班が協力し合う体制になり、恐らくですが管理していけるのでは?と思っています。

◆先日、陸前高田出身で同VCで活動されている方(Iさん)のお話を聞きに伺いました。
 板橋区のボランティアセンターで行われた講演会で、その時に伺ったお話をご紹介します。


Iさん:

今のボランティア受け入れ状況は、平日は200-400人、土曜だけ多くて600人以上といった状態です。まだがれき撤去田畑整備などだけでものべで3500人以上必要。
いくつかの外部ボラ団体 が地域を分担して入ってくれています。
そういう中で、各団体のビブスがボランティアのトレードマークになりつつあります。

石巻などに比べて、片付けなどの作業が1ヶ月ほど遅れています。津波で社協の方々、情報も流されてしまったため、ニーズ調査を始めるのが遅くなりました。

家が流されなかった地域は、被災地でないのでしょうか?
そうではありません。家や畑が残っても、逆に被害の大きい地域に遠慮したり、全体に支援が回りにくい状況の中で、生活面での我慢をしいられています。日々の暮らしに困った状態が長引く中、沿岸部だけでなく、市全体が被災地と考えています。

そういう状況の中、手探りでVCも立ち上がったわけですが、ひとつ良い面としては、時間をかけて立ち上がったことで、地域にゆっくり浸透できたことです。VCはニーズとのマッチングというだけでなく、被災者とボランティアの間を取り持つ役割もあります。
今の200-400人/日というのは、(繋ぐという意味では)ちょうど良いペースです。リピーターのボランティアの方々も多くなってきており、助かっています。

障害を持った方の被災状況は?
作業所が高台にあり、そこや先生が避難所の役割をしまして、多くの方は無事でした。
実は見落とされがちだが、学校の先生や消防団の方々の心のケアが大切になってきている。そういう心のケア面のボラも、もう少ししたら必要になるでしょう。

子供の心のケア、教育の問題もあります。
子供たちは今、遊ぶ場がないです。学校のグラウンドには仮設住宅ができたりして、発散する場が少ないです。陸高は平地は津波にやられて、高台は平地が少ないので・・
空き教室を借りて塾をする試みも考えられています。

参加者:
東京から行くと効率性重視に思ってしまうが、実際はそうじゃないことに気づきました。
 陸高VCの大切な言葉

「走らない、すぐ言わない、大声を出さない」 

というのを思い出しました。

 

Iさん:

今後の行政との協力はどうかというと、行政もVCも復興という目標は同じです。建築などの技術的な部分は行政の力が必要。VCとしては、地域の人々が寄り添えるような団体でいたいです。

以上


講演会の後の交流会では、板橋ボラセンの方以外にも、陸高VCで活動された数団体のメンバーが集まりました。現地での活動で大切な人のつながり、そしてチームワークで頑張ってきていることが伝わってきました。

13期スタッフからの報告

6/20月


◆本日、大島にうかがいました。大島支所長さんに挨拶をして参りました。

「継続的に入って頂き助かっている」
との言葉をいただきました。

また、宿泊させていただいている「椿荘」さんへも挨拶にうかがいました。

「どんどん風化している気がする。現状を伝えていってほしい」
とおっしゃっていました。


5期に大島に初めてうかがってから、ご縁が始まり、
今では継続的に20人が宿泊して活動を行っています。
他団体も幾つか入ってはいますが、
ニーズにボランティアの数が追いついていない状況が現在も続いているそうです。


◆ケガ

ボランティアの方が右ふくらはぎにかすり傷を負いました。

災害ボランティアセンターにいる看護師に診てもらったところ、
病人に行くレベルではないとのことだったので、しばらく様子を見ることとした。
東京に戻ってから破傷風の注射を受けて欲しいとのことだった。

また、釘を踏み抜いてはいないが、踏んだ事例もありました。
プロテクトインソールを2枚重ねて使用していたため、無事だった。


◆他のボランティア団体さんと同じ現場で活動する時

リーダーミーティングで、自分たちで作った活動のペースを守った方がよい
との意見が上がりました。

例えば、1日、2日で活動して帰っていくボランティア団体のペースに合わせると、
疲れてしまい、活動期間の違いから後がもたなくなってしまう。

現在は、時間を区切って20分に1回のペースでこまめに休憩をとるようにしているとの事でした。

2011年6月20日月曜日

大島スタッフからの話

今日はとても暑い。

作業は長袖・長ズボンだけど、作業時以外は半そでなどの軽装です。

今日は個人宅3軒の作業にうかがっています。

大島は自然が豊かなところなので、
個人宅の依頼においても、山や川での作業もあります。
蚊やアブなどの昆虫・爬虫類との遭遇もしばしば。
虫よけは必須。


気温が高くなって、被災地において、ハエなどの虫が多くなっているという話もあるが、
大島ではそれほどではないです。
気仙沼市街では、害虫駆除の活動も始まっているとのこと。

最近聞いた話で、注意することとしては、
被災地周辺でマイコプラズマ肺炎という病気にかかる人が増えているという話。
被災された子供や年配の方だけでなく、ボランティアもかかる例がでているので、
作業時のマスク、作業後のうがいなどをしっかり!

2011年6月19日日曜日

13期 活動一日目の話

6/17(金)


午後、陸前高田災害ボラセンで活動をしているボランティアグループの巡回を行った。

あるグループでは、依頼者の方と家の前に咲いていた花(ダリヤ)のお話をしながら
ボランティア活動を行っており、とてもよい雰囲気が作られていた。

陸前高田災害ボランティアセンターでは、ボランティアの中で怪我が増えているとのこと。
都民ボランティアも注意喚起していく必要がある。

夜のリーダーミーティングでのこと。

活動日初日だったので、全員の班から簡単に活動の報告をしてもらった。
初日なので、各グループが何をしたのか話したいという雰囲気があった。
その中で、団長が話してくれた締めの言葉は、

 明日(6月18日)で震災から100日が経ちます。
 今日は、他団体との連携が上手くいかず、
 災害VCに少し迷惑をかけてしまったことがあった。
 でもその時、現地スタッフから言われたことは

 「都民ボランティアは、これまでもミスが少ない。信じている」
 
 という言葉。

 これは、これまでの期のボランティアが蓄積してきた
 現地での信頼感の表れと思う。
 それを今期も崩さずつなげていってほしい。
 よろしくお願いします。



これからの活動に向け、みんなの気が引き締まった。

2011年6月16日木曜日

大島からの活動報告 12期

6/11土

◆初日の活動

朝まで豪雨だった。

午前中は様子を見ていたが、なんとかおさまったので現場へ。
そのあとまた降り出してきたが、休み休み作業を続け、午後には一転して快晴。蒸し暑くなった。
雨が止むか止まないかのタイミングで気温が上昇してきたので、
雨合羽を脱ぐタイミングが難しい。

雨上がりの蚊の動きが活発に感じられる。
合羽で蒸された汗のにおいに寄ってくるのも一因かも。


倒壊してしまったコンクリート塀を解体して撤去。

バラバラに崩れたコンクリートは運ぶだけでいいが、形を残したまま根元から折れ、
倒れている部分はまず解体をしなくてはならない。

コンクリートのつなぎ目のセメント部分にバールやハンマーで衝撃を与え、一つずつ剥がしていく。
これがかなりの力仕事。

セメント部分だけでなく、補強用の鉄筋も入っているので、
依頼主さんの用意してくれた電動カッターがなければ終わらなかっただろう。

6/15水
◆マッサージボランティアの団体が大島へやってきた!

避難者や島民、さらに我々ボランティア向けにマッサージを施していただきました。

様々なマッサージのプロの方々がいて、整体やアロマテラピー、針灸、指圧、あと名前はよくわからないけど本当に多種多様!

我々も全員マッサージを受け、爆睡してしまうメンバー多数!本当に癒されました。

島民の方ともたくさん交流できました。

小さいお子さん連れのご夫婦がマッサージを受けている間中、
メンバーがお子さんの子守りをしていました。
絵本を一緒に読んだりして遊んだようです。
本人も「娘の小さい頃を思い出す」と、とても楽しそうでした。

その日は我々が泊まっている宿にマッサージさんが来ていたのですが、翌日は別の宿に移動しました。
それを知らずにお婆さんが我々の宿にやってきて大変がっかりされていたところ、
メンバーの中にアロママッサージの経験者がいたので、お婆さんに即席マッサージをさせていただきました。
プロのようにはいきませんが、とても喜んで頂けたようで、すごく微笑ましいエピソードになりました。

◆猫のスケッチを贈る

大島では猫を飼ってらっしゃるお宅が多いのですが、その日の現場にも可愛らしい飼い猫がいました。

メンバーにひたすら猫の絵を描くのが好きな男性がいて、その日の夜一人黙々とそのお宅の猫の絵を描き続けていた。たまたま次の日の現場がそのお宅のすぐ近くだったので、どうやら絵をプレゼントするつもりらしい。

そして翌日、昨日のお宅に伺い、そのお宅の女の子にプレゼントしたそうです。
溢れんばかりの笑顔で喜んでくれたとのこと!

寡黙な男性の心にくいプレゼントに胸が熱くなりました。

◆地元中学生とのふれあい

その日、地元の中学校が授業の一環としていつも利用しているグラウンドのがれき撤去を行った。
そこに大島に入っているボランティア団体が総出でお手伝いをすることに。

途中で雨が降るアクシデントもあったが終始和気あいあいと中学生たちと色んな話をしながら奉仕活動ができました。

いつか彼らが大きくなったときに我々の存在を思い出して、誰かのために行動を起こせるようになってくれたら嬉しいです。

大島、本当にいいところ。皆さんとっても優しくてあったかいです。
一度でもお会いした方々は、道でたまたま見かけると必ず笑顔で挨拶して下さり、気さくにお話を聞かせてくれます。

でも本当にまだまだ手が足りてません・・・

2011年6月7日火曜日

被災地にいる支援スタッフからの声 



先日、現地に長く入っているスタッフより、以下の報告がありました。
今後の活動において、ご自身のためにも、また、けがや事故などで現地に迷惑をかけないためにも、各自で注意しましょう。

■ ナゼかカッパが都ボラのトレードマークのようになっていて、制服のように皆着ています。
 夏が近くなり、逆にそれにより体力の消耗・熱中症になっているケースが多く見られます。
 現場では作業に応じてカッパはできる限り脱ぎ、どうしても防水性を必要とする作業のみと考えましょう。
 なので、作業で汚れてもよい長袖・長ズボンが必要です。また、帽子着用は必須です。

■現場には着替え・タオル等を多めに持って行くようにする。
■水分・塩分補給(塩飴等)などもこれから必須で、できれば活動事前に熱中症対策についてネットなどで調べておきましょう。
↓参考:都民ボラHPの安全衛生についてのページ
■サングラスもあったらベター。また陸前高田では砂ほこりがひどいので防塵マスクも必須です。

■安全靴タイプの長靴(及び安全靴)+鉄板中敷きの使用は必須です。

■ガラスなどもガレキの中にたくさん混ざっているので、
 できれば皮手袋を各自準備して来てほしいです。
■最低の作業装備・備品等は各自持参してもらう方が、安全への意識が高まる。

■もしまた大地震や津波が来たら、どうするか。
 避難経路の確保など、安全確保の意識の徹底。

■誰のためのボランティア?いったい我々は何しに来たの?
 被災地の状況は、場所によっては4月上旬と変わらず深刻です。
 報道が減ってきている中、
 そのギャップをよく考え、自らの行動を律して現地入りして下さい。