2011年11月11日金曜日

都民ボランティア報告書PDF版をアップしました。

都民ボランティア事業の概要、1期から17期までの支援活動と、今後に向けての災害ボランティア活動の手引きまでまとめた報告書「くらしの復興へ つなぐ架け橋」ができました。
明日から東京で開催されるボランティアフェスティバルで一部配布予定です。
PDF版をHP上にアップしましたので、よろしかったら下記よりご覧ください。データは8Mbほどです。

http://tvac.or.jp/tominv/tebiki.html#a1


 「はじめに」より


2011年3月11日に発生した東日本大震災により、多くの地域でたくさんの方々の‘いのち’や‘くらし’が失われました。心よりお見舞い申し上げます。

  東京ボランティア・市民活動センター(運営:社会福祉法人 東京都社会福祉協議会)は、東京都と連携し、被害の大きかった地域、被災者された方々を支援するため、できるだけ被災地に負担をかけない自立型ボランティアのプログラムを企画し、4月5日から7月15日までの3か月半にわたり、「都民ボランティア事業」を実施してきました。

  本事業に参加したボランティアは、現地に一週間滞在し、主に宮城県石巻市、東松島市、気仙沼市、岩手県陸前高田市、一関市にて活動を行いました。3か月半(17期)という長期にわたるボランティアを受け入れてくださった現地の方々のご協力もあり、延べ1,535人の都民が活動を行うことができました。家にたまったヘドロのかき出し、瓦礫の撤去、避難所での炊き出し、足湯…、そして、そうした活動を通じて生まれた被災者一人ひとりとボランティアとのつながり。こうした関わりが被災者の方々が復興の一歩を踏み出すためのきっかけに少なからずつながったと確信しています。なお、ボランティア派遣終了後も、現地にてボランティア活動の調整を行うスタッフの派遣を引き続き実施しています。

  また、都民ボランティア事業を開始した直後から、関係機関の方々からの同事業に対する問合せを多くいただきました。震災後一早く支援活動に入った本事業を参考として、被災地へのボランティア派遣を実施した団体もありました。さらに、都民ボランティアへの参加をきっかけに、被災地支援を行う新たなグループも生まれ、継続的な被災地支援へとつながっています。都民ボランティア事業を行ったことにより、派生的に幅広い被災者支援へとつながっていく結果となりました。

  そうした意味でも、本報告書は、東日本大震災における都民ボランティア事業の活動記録としてだけでなく、今後の他の被災地におけるボランティア活動の手引きとしても活用できると考えています。

  今回、報告書を編集する中で、改めて、災害ボランティア活動が単なる活動内容や人数、日数などで評価できるものではなく、人と人とのふれあいの中で、確かにつながりを紡ぎながら、被災者にとってもボランティアにとっても、新しい人生の一歩を見い出す機会を与えうるものだと感じています。そうした具体的な、一人ひとりの物語を含め、本書が今後に向けた「つながり」をこれからも作り続けていく一助になれば幸いです。

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