2011年7月4日月曜日

6月下旬 現地の様子

都民ボランティア、東京スタッフです。
4月以来、約2ヶ月ぶりに現地入りしてきました。

4月と今回で明らかに違った点は、
現地専任スタッフがいたり、
ボランティア参加者の中にたくさんのリピーターがいるため、
地元の人との繋がりが出来ているという事でした。

滞在5日め、大島に行き、仲良しのボランティアさんに
私たち都民ボランティアを可愛がってくれている
おじいちゃんおばあちゃんの所に連れて行ってもらいました。

おふたりは、ボランティアと一緒に民宿で避難生活をしていて、
毎朝、お嫁さんに車で迎えに来てもらっては自宅に戻り、
日中家の片付けをしているそうです。
先週、仮設住宅への引越しが決まったということですが、
都民ボランティアは、こちらのお宅で何度もお手伝いをしました。

みんなが頑張って働いてくれたんだから
たくさん写真を撮っていきなさい、と
おっしゃってくださったので
家の中の様子や、泥を掻き出した後の床下、
離れの様子も撮らせて頂きました。

本土へ戻るフェリーの中、
ほとんど骨組みだけになってしまった自宅の玄関先で
お茶を飲みながら話をしてくれたおふたりの笑顔を思い浮かべました。
顔が浮かぶ誰かがいるというのは、
一気にその土地への想いが強くなるなあと思いました。


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滞在の拠点は、一関市の室根でした。

一関から2時間に一本の大船渡線に乗り、折壁という無人駅に着くと、
待合室に大きな毛虫が二匹。
まっくろくろすけ!と確信かつ興奮。
暑い日だったので、照りつける太陽の下、駅から宿舎へ歩いていると
毛のないヒナがボテっと死んでいたり、
足の生えた魚のような生き物が干からびていたり。
夜はカエルが両手両足を広げてペトペト壁をよじ登っているのを発見。
雨の日は、道路を横断するかたつむりの姿に癒され、
虫からしたら、私は化け物だなと思いました。


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行きの新幹線で読んだ雑誌に、
東北は悪いことがないとニュースにならない」という一文がありました。
そういえばそうなのかもしれないと、
これまであまり東北に目を向けたことがなかった事を、ちょっと反省しました。

今回ボランティア活動に関わった一人として、
震災被害の深刻さとともに、東北の良さをたくさんの人に伝えたいと思いました。
2年後、3年後。
もう瓦礫が写真の主役ではない、山や海や空がきれいな東北を
観光に訪れたいと思っています。

毛虫の折壁駅
宿舎からの景色




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